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傾向と対策

爆音で音楽が鳴ってるから聞こえねえよ

おやすみ、KAT-TUN。

 先日、KAT-TUNのライブツアー「10ks」の東京ドーム公演を観に行ってきました。29日と30日の2日間だけ。以下、雑感です。あんまりライブのことは書いてないです。

 

 このブログではじめてKAT-TUNさんについて書いたのは昨年の9月ごろのことでした。少ししてFCにも入りました。当時のブログにも書いたかとは思いますが、その理由は何より「KAT-TUNさんのライブが観たい」と思ったからでした。

 今回のライブは私にとってははじめてのKAT-TUNさんのライブで、ずっとずっと待ち望んでいたもので。でもいっぽうで、来てほしくなかった日でもありました。

 

 はじめて見たKAT-TUNのライブ映像は、メンバーが4人になったばかりの年末に行われた、大阪での単独カウントダウンコンサートの映像でした。アイドルのライブってどうなん?みたいな微妙な偏見と、なんとなくチャラくて怖い、みたいなKAT-TUNの所謂パブリックイメージを、私自身も持っていましたが、それが覆るような映像でした。

 水や炎を大胆に使ったステージング。MCになるとグダグダしてかわいいメンバーたち。そして「PHOENIX」で炎の間を切り開くようにして前に進む姿はある種の神のようにも見えました。KAT-TUNの過去を知っているわけではありませんでしたが、そのとき感じたのは、「あぁ、この4人なら絶対大丈夫なんだな」ということでした。

 

 待ちに待ったKAT-TUNのライブには、3人の姿しかありませんでした。3人だけのステージは、やや広いようにも感じられて、なんだかエモーショナルになりました。けれども、そんなグダグダとした気持ちを蹴破るようにして、いつものKAT-TUNがそこにいました。来てほしくないなんて気持ちはどこかに飛んで行きました。会いたかったKAT-TUNさんと、会いたかったKAT-TUNさんのライブがそこにありました。

 MOONで清々しいほどのセックスシンボルっぷりを発揮する亀梨くんとか、機材やトロッコの柵に足をかける上田くんとか、「ぺぺ!」な中丸くんとか。誤解を恐れずに言うのなら、なにも特別じゃありませんでした。10周年の特別なライブだけど、充電期間前の特別なライブだけど、でも、いつもの、いつものKAT-TUNがそこにいるということがとても嬉しく、安心感すら感じられました。

 スタトロですぐそこまで来た亀梨くん。ファンに対してあんなに穏やかな顔で手を振ってくれるなんて、今まで知らなかった。クールだったり妖艶な姿じゃなくって、あんなに緩やかな亀梨くんの顔は見たことありませんでした。

 上田くんのことばや挨拶はどうしてか、いつも心臓に触れられたような気持ちになります。あんなにエモーショナルな部分にうったえかけてくる人だとは知らなかった。最終日のレポをTwitterで読んだとき、これだから上田くんが大好きだなあと感じました。

 中丸くんは、想像していたよりはるかにぽよぽよしていました。跳ねたりぶーんしたり。でもダンスはやっぱりかっこよかったです。中丸くんのダンスが大好きです。すごく遠いところに居るのに、カッコよさって伝わってくるものなのだなあ、と。(あと怒られるのを承知で書くと、なんというか、田口くんの役割を背負っているようにも感じられました。

 

 ステージはもちろん最高でした。当然のように火が舞い、火花が散り、そして大好きな水が柱をつくる。すこし静かになった時に、水がザアァと落ちていく音がすごく好きでした。照明もカッコよく眩しいぐらいふんだんに使って、それでいて品があって。それぞれペンライトとも調和して、赤い照明のときはドーム全体が異世界みたくなったり、青い照明の時は混ざりあって紫のようにも見えたり。美しかったです。

 それから、贅沢なレーザー使い。中丸くんのソロでは中丸くんがレーザーを操っていて鳥肌が立ちました。今回は残念ながら正面からは観られなかったので、映像化したときに正面からの特効・照明の様子を見られるのがとても楽しみです。

 

 今回のライブ、いわゆる「天井席」や「角度のある席」に着席していました。あえて双眼鏡も使わずビジョンにも目を向けず、できるだけ肉眼で焼き付けるようにしていたので、見えるのは小指の先ほどの大きさの3人の姿でしたが、それでもわたしにとってはひどく近い距離にすら思えました。東京ドームが、まるでとても狭い空間のようでした。どんなに遠くても、彼らがそこにいるという生みたいなものを感じられたのです。キラキラしたアイドルのオーラというよりは、「気」というべきか、澄んだ一筋の空気みたいなものがスコンと突き刺さってきました。規模の大きい会場でのライブなどは何度か体験したことがありますが、こんな体験ははじめてです。

 とくにそれを感じられたのは本編ラストの「君のユメぼくのユメ」です。 白いコートに身をつつみ前を見据えるKAT-TUNさんの背中はとても遠かったのですが、そこにいるように感じられました。そしてその背中は、とても気高く尊いものに思えました。

 

 あんなにかっこよくて派手で楽しくてかわいくて最高で気高いライブが、(おそらくですが)1年以上見られないというのは、KAT-TUNさんの新米ファンとしてもエンターテイメントのファンとしても単純にとても残念に思います。そしてテレビなどを通して、3人での活動が見られないのは正直不安です。

 けれども、きっとこの充電期間は、KAT-TUNという船が夜を迎えたに過ぎないのではないか、と思います。ちょうど月が顔を出しただけのことで、またきっと太陽が昇るのでしょう。ながい夜かもしれません。でも夜が過ぎてKAT-TUNがあしたを迎えたとき、きっとそこには最高の時間と空間があるということを、大いに期待しています。

 

 朝が来たら、あしたになったら、また一緒に遊ぼうね!!絶対だよ!!!!

 そのときまで、おやすみ、KAT-TUN