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傾向と対策

爆音で音楽が鳴ってるから聞こえねえよ

『青い瞳』観たっす。

観劇

 先日『青い瞳』を観てきました。どうしようかなぁと思ったのだけど、チケットがまだあったようなので。コクーンシートでサクッと観てきました(乗り出しオッケーなので有り難いのだけど、とても背中が痛くなる)。

 初めてみた上田君は身体のバランスが本当に二次元でした。ぎゅっとした小顔というわけではないけどちょっとしたぐらつきが絶妙な頭とか。でっぱりひっこみもこれまた二次元みたいな横顔とか。ごつっとした手足のバランスとか。高い腰とか。おら、びっくらこいた〜〜。残りの日程も怪我なきようお祈りしてます。

 さて、レポや考察はじょうずに出来ないので、Twitterにも残しておいたことをメモ程度にこちらにも書き残しておこうと思います。ネタバレはたぶんほぼないです。頭の悪い人間のどうしようもない感想なので、合ってるとか合ってないとかはすいませんスルーで。

  難しい、と聞いていた『青い瞳』。お話が難しいというよりは構造が複雑と言うべきか…わけわからんけどわけわかる(©徳井義実*1)的な芝居だったなぁと思います。どうやって話が進んでいくのか、今なにが起きているのかはわかる。でも、あの台詞はなんだったのだろう、あの行動はなんだったのだろう、なぜこんな演出をしたのだろう、というところがわからないことが多かったです。おそらく、何度観てもわかんないんだろうけど何度か観たら、引っかかっていたところもちょっとは自分の中で納得できるのかな。頭のいい人に教えてもらいたいようなもらいたくないような。

 個人的な感想としては、戦争自体がどうだったとかそういうことはあまり見えず。帰還兵であるということは重要な設定ではあると思うのですが、登場人物たちの今の話という印象を受けました。そこに昔はないというか、今ですよね、ペンの先っぽの話。それはわたしが戦争を知らないからなのか、読解力がないのか、ほんとうにそうなのかは分からないのですが。

 登場人物がみんな薄気味悪いのもよかったです。キャラクターとしてもそうですが、役者さんの演技も。いや、あれがふだんの演技なのかはわかりませんけど。妙に嘘くさくて、薄っぺらくて、地に足がついていなくて、殺人犯かもしれないひとと一緒に暮らしているみたいな陰りというか。滑稽にならない絶妙ラインの気持ち悪さって難しいですよね。

 お恥ずかしながら岩松さんのほかの演劇作品を拝見したことがないので、もう少し作者のバックグラウンドだったり他の作品だったりを知っていれば分かることもあったのかもしれないです。難しい、わかんない、と片付けて感想を放棄するのはちょっともったいないんですけど、今はあまり言葉が出てこないです。頭をバーッと使って帰り道でバーッと考えるみたいなやり方が一番よかったのかも。これは個人的に。

 以上。感想短っ。久々の観劇で楽しかった。フライヤーの束貰えなかったのがかなしいけど。思いだしたら追記。

*1:これまでのチュートリアル #106 2004.4.8ほか参照。